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あきこ先生の”はじめての将棋教室”ステップ2-3駒が成る

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あきこ先生の”はじめての将棋教室”ステップ2-2飛・角の動き | 株式会社いつつ
はじめての将棋教室では、女流棋士のあき子先生が、本当に初めての人にも分かりやすく将棋を紹介しています。今回のレッスンは「飛・角の動き」で...

今日は駒が変身して強くなるお話です。ポケモンのキャラクターや、戦隊物のヒーローも変身して強くなりますよね。ひみつのあっこちゃんも、魔法のコンパクトで「テクマクマヤコン……」と唱えると変身しました。(世代が違うでしょうか……笑)。

将棋盤は全部で九段あり、上から三段目が相手の陣地、下から三段目が自分の陣地です。自分の駒が相手の陣地に入ると、駒を裏返して変身することができます。駒がひっくり返って変身することを「成る」といって、動きが変わり強くなります。成長する意味の「成」からきているのですね。成った駒を成駒(なりごま)と呼びますよ。

駒の成り方

  1. 相手の陣地に入った時
  2. 相手の陣地にいる駒が動いた時

特に2はポイントです。1図の飛車のように、相手の陣地にいる駒が、相手の陣地の外に動いても成ることができるのです。外に動いたら成れないと誤解をしている人が多いので、この場でしっかりと覚えておきましょう。

1図:成り方
1図:成り方

「成る」ときの注意点

  1. 成るか成らないかは選ぶことができます。ただし、2図のように、歩・桂・香の場合、一段目(桂は二段目も)に動いた時は、必ず成らないといけません。次に動くことができない駒になってしまうからです。
  2. 相手の「成駒」を取り自分の持駒になった時は、「成駒」としてではなく「成る前の駒」として使います。
  3. 一度「成った」駒は、元に戻すことはできません。
  4. 相手の陣地に持駒を打つ際は、いきなり成駒として打つことはできません。次に動かす時に「成る」ことができます。
2図:成駒の紹介
2図:成駒の紹介

将棋盤は相手と自分の陣地に色分けなどがありません。ですので、初心者の場合「成る」ことをどうしても忘れがちです。将棋盤によっては、三段目までに色がついていたり、星が描いてあるものもあります。それらを目印にしてもいいですね。「相手の陣地に入ったら、成る!」と覚えましょう

成ることができる駒

成ることができる駒は6種類です。銀・桂・香・歩、そして大駒の飛と角です。

小さな駒:「銀→成銀」「桂→成桂」「香→成香」「歩→と」

大駒:「飛→龍」「角→馬」

入門駒や書籍では、「成銀」のように2文字で表記されることが多いのですが、大会等で使う将棋の駒は、写真のようなくずし字が多く使われます。写真の上段の駒が成ると下段の表記になります。駒の動きが書いてある入門駒を使っている場合、大会に出場するまでに、これを一致させる練習が必要です。

下段が成駒です
下段が成駒です

それぞれ成ったときの動きは次回、勉強しましょう。

〜レッスン後〜

「変身すると強くなるものなーんだ?」とあきこ先生に聞かれて、元気よく「プリキュア!」と答えていました(笑)。子ども達にとって「変身」というワードはとっても響くようで、すっかり成駒大好きになりましたよ。崩し文字を覚えるのはちょっと難しいかなと思ったのですが、弱い方に向けて崩れていくんだよ!とママに教えてくれました。「銀→桂→香」になるにつれて崩れて…なるほど。ちょっとの工夫で覚えるのも楽しくなりますね。

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