株式会社いつつ

将棋を学ぶ:はじめての将棋教室 2016年11月16日

あきこ先生の”はじめての将棋教室”ステップ2-4成駒の動き

中倉 彰子

前回のレッスンでは、駒が相手の陣地に入ったら、裏返して「成る」ことができると学びましたね。「成った」駒を「成り駒(なりごま)」と呼びます。今日は、その「成り駒」の動きを覚えましょう。

駒の動き

「歩・香・桂・銀」これらの駒は全て、成ると「金」と同じ動きになります。

成駒の動き
成駒の動き

「飛車」「角」飛車と角が成ると、元々の動きに王将の動きが加わります。

馬の動き
馬の動き
龍の動き
龍の動き

飛車と角は大駒と呼ばれ、最初から大きく動ける駒ですが、成るとさらに強くなりますよ。角は成ったら「馬」になり、飛車は「龍」になります。龍は伝説上の生き物、とっても強そうですね。

成った方が良い駒

成るか成らないかは選択できるという話を前回のレッスン“2-3駒が成る”でしました。ですが、「歩」と「大駒(飛と角)」は、元々の動きに新たな動きが追加されるのですから、基本的には成った方がいいですね。他の駒のは、局面ごとに考えるのが良いでしょう。例えば桂ですと「飛ぶ」という特徴が、成ると無くなってしまうので、成らない方が活躍する場合もありますよ。

成駒の動きの練習

それでは、成駒の動きをよく覚えられる、楽しいゲームをしてみましょう。以前、弊社のブログでも紹介した“王様おにごっこ”です。使う駒はたったの3つ。飛車と角の2つの駒を使って、逃げる王様を捕まえるというゲームです。飛車と角の成駒の動きをしっかりと覚えて、どのように使うと良いのか、感覚も養うことができますよ。パパやママがお相手をする場合は、王様の方になって、上手に逃げてあげてくださいね。

飛車・角を使って王様を捕まえる王様おにごっこ
飛車・角を使って王様を捕まえる王様おにごっこ

「王様おにごっこ」の上手な詰ませ方については、こちらのブログをぜひ確認してみてくださいね。

〜レッスン後〜

「王様おにごっこ」早速やってみました〜!成駒の動きも覚えられるし、王手や詰みの練習もできるし、駒3つで良いの?と最初は心許なく思ったものの、なかなか奥が深くて驚きました。短い時間で終わるので、何度も楽しめて良いですね。おかげで成駒の動きは、あっという間に覚えてしまいました〜。

次回のステップ

さて、今回の “はじめての将棋教室” はいかがでしたでしょうか?次回は、「駒の住所」について学びます☆

はじめての将棋手引帖

将棋初心者の子どもたちが無理なく楽しく将棋を身に付けられるようにあきこ先生がつくった初心者向け将棋テキストです。

この記事の執筆者中倉 彰子

中倉彰子 女流棋士。 6歳の頃に父に将棋を教わり始める。女流アマ名人戦連覇後、堀口弘治七段門下へ入門。高校3年生で女流棋士としてプロデビュー。2年後妹の中倉宏美も女流棋士になり初の姉妹女流棋士となる。NHK杯将棋トーナメントなど、テレビ番組の司会や聞き手、イベントなどでも活躍。私生活では3児の母親でもあり、東京新聞中日新聞にて「子育て日記」リレーエッセイを2018年まで執筆。2015年10月株式会社いつつを設立。子ども将棋教室のプロデュース・親子向け将棋イベントの開催、各地で講演活動など幅広く活動する。将棋入門ドリル「はじめての将棋手引帖5巻シリーズ」を制作。将棋の絵本「しょうぎのくにのだいぼうけん(講談社)」や「脳がぐんぐん成長する将棋パズル(総合法令出版)」「はじめての将棋ナビ(講談社)」(2019年5月発売予定)を出版。

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