Now Loading

将棋駒の動かし方の覚え方

将棋を指す上で、最初のハードルとなるのは、駒の動かし方ではないでしょうか。

小学校中学年くらいにもなると、ある程度漢字も読めるようになり、比較的すんなり覚えられるようになるかもしれませんが、まだひらがなもおぼつかない幼稚園や小学校に入学したばかりの小さなお子さんたちにとって、漢字で書かれた8種類の駒をそれぞれ識別し、しかも、その全てが違う動きをするとなると、「将棋難しい!」となっても仕方ないですよね(ー ー;)

そこで今回のいつつブログでは、まだ幼い頃に父が私に駒の動かし方を教えてくれた方法や、私が大人になって女流棋士として子ども将棋教室などで実践している方法についてお話ししたいと思います(^ ^)ちなみに、私が将棋の駒の動かし方を覚えたのは6歳の時でした。

ちなみに、今回ご紹介している方法はどれも簡単なものばかり。将棋教室の先生はもちろんのこと、将棋のルールをほとんど知らないというママたちでもすぐに取り入れることができますよ(^ ^)

1.早見表を横に置く

動きが書かれていない駒になれるためのサポートに早見表を。
動きが書かれていない駒になれるためのサポートに早見表を。

早見表とは、駒の動かし方が一覧表になったものです。

駒の動かし方をまだ覚えていない子どもが、駒の動かし方のルールに沿って駒を動かすためには、いわゆる入門駒と呼ばれる駒の動かし方が記された駒を使用するのが1番楽ではありますが、入門駒だと、親から見て、本当に子どもたちが駒の動かし方を覚えたのかどうかちょっと分かりにくいですよね。

もちろん、生まれて初めて将棋を指すということであれば、入門駒でも問題ないのですが、ある程度「駒を動かす」ということに子どもたちが慣れてくると、動かし方の書いていない駒にシフトすることをおすすめします。

なぜなら、子どもたちが「もっと将棋をしたい!」となったとき、将棋教室に行ったり、子ども将棋大会に参加したりすると、そこで使用されているのは、文字の書かれていない駒だからです。

また、慣れない駒に最初は手こずるかも知れませんが、動き方を忘れた時だけ早見表を見るという方法にした方が、動かし方が書かれた駒を使い続けるよりも、「この駒はどんな動きだったかな」と、子どもたちが、「考える」ことをする機会も多くなりますよね(^ ^)

2.別のものに例えてみる

駒の特徴を他のものに例えてあげるとイメージしやすいかも
駒の特徴を他のものに例えてあげるとイメージしやすいかも

きのことフライパン。これは私が子ども将棋教室で金の動きを説明する時によく使うたとえです。ちなみに金は、自分の上下左右と、斜め右上、斜め左上に一マスづつ動くことができます(^ ^)

こんな風に、駒の動かし方を子どもたちが知っているものにたとえてあげることで、「金はきのこだから・・・・」というように、駒の動かし方を、思い出しやすくなります。

もし、将棋あんまり詳しくなくて、それぞれの駒の動かし方を何でたとえていいのか思いつかないというママたちがいたら、いつつのクリアフォルダでは、それぞれの駒と、それらと似たような特徴を持つ動物をセットにしたモチーフを使用しているので、参考までにご紹介しておきます( ´ ▽ ` )ノ

3.利いているマスにおはじきを置く

実際の将棋盤を使ってみるのがポイント
実際の将棋盤を使ってみるのがポイント

これは、私が小さい頃にしていたものです。別におはじきである必要はないのですが、重要なのは、実際に盤の上の駒をおいてみて、その駒が効いているところに、ものを置いてみるということです。そうすることで、目にはみえていない駒の動きを理解することができます。これは駒の利きを理解する次のステップでも役にたちます。

また、実際の将棋盤を使用することで、9×9の盤面に慣れることができれるという点でもこれはいい方法だと思います。実は、早見表などで落とし穴になりやすいのは、省スペースなどの関係で、駒の動かし方の説明が3×3もしくは5×5の盤になっていることが多いという点です。これだとお子さんたちの中に、将棋のコマは3×3や5×5の範囲内でしか動けないと認識してしまう子がいても仕方ないですよね。特に角の斜めの利きは子どもたちには難しく、盤面が広くなるとずれたラインに駒を動かしがちです。日頃から、実際の盤の上で駒の利きを確認するという練習をしておけば、広い盤面になっても、正しく知覚するための訓練になります。

4.将棋盤迷路

ゴールを目指して将棋の駒を動かしてみて(^ ^)
ゴールを目指して将棋の駒を動かしてみて(^ ^)

これも、父が幼い私によくやってくれた方法です(^ ^)9×9の盤上の任意の場所にゴールを作って、(ゴールは駒を立ててあげたり、子どもが好きなマスコットをおいてあげるといいと思います。)、子どもたちは駒の動かし方のルールに沿って駒を動かしてもらいながら、ゴールを目指すというものです。

こちらは、単に反復練習で駒の動かし方を覚えるのではなく、「覚える」という行為に「ゴールを目指す=達成する」という要素をプラスすることで、子どもたちはモチベーションを持って、駒の動かし方の練習にトライすることができます。

ちなみに、私がお父さんとこの練習をしていた時は相手陣地(七〜九段目)に入ると、駒が成る(裏返ってパワーワップする)というルールも取り入れていました( ´ ▽ ` )ノ

ただ、1点気をつけないといけないのは、子どもたちが桂の駒を動かしている場合に限り、任意に設定したゴールにたどり着かせるのが難しくなる可能性があります。なので、桂馬を使ってゴールを目指してもらう時は、予めママたちがシミュレーションしておくといいですね(^ ^)

5.将棋パズルを解く

将棋は、楽しく指すのが1番
将棋は、楽しく指すのが1番

こちらはいつつHPでもおなじみですよね(^ ^)

3×3のマス目が二つあって、左側の駒を駒の動かし方のルールに従って動かしていきながら、右側と同じ駒の配置を目指すというものです。詳しくはコチラから

駒の動かし方に限った話ではないのですが、例えば、定跡や棋譜並べ、実践など、ありとあらゆる将棋の練習において1番大切なのは「楽しむ」ということだと思っています( ´ ▽ ` )ノ

将棋パズルは、駒の動かし方を覚えることが、子どもたちにとって楽しくなるようにという思いを込めて、いつつが提供しているコンテンツで、毎日のHP更新はもとより、イベントなどでもママさんパパさん子どもたちにとっても好評いただいております。

さて本日は、今回は、小さな子どもたちが駒の動かし方を覚えるためにできるサポートについてお話させていただきましたがいかがでしたでしょうか。

冒頭でもお話したように、確かに「駒の動かし方を覚える」というのは、まだ漢字を習っていない小さな子どもたちにとってちょっとしたハードルになるのかもしれません。しかし、駒の動かし方がなかなか覚えられないという理由で将棋をやめてしまうのは非常にもったいないように思います。なぜなら、駒の動かし方の先に、本当に楽しい将棋の世界が待っているからです(^ ^)

子どもたちが、将棋を楽しめるように、ちょっとしたサポートをしてあげませんか?

「いいね!」で
楽しい将棋情報が!

Twitter で「いつつ」を

次回の更新は…

ママも一緒に考える −プロ女流棋士中倉彰子 子育てブログ」を予定しています。お楽しみに! (※変更になる場合もございます)

ぜひ、いつつのFacebookページTwitterFeedlyで更新情報をお受取りください!