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盤上の異文化交流 −プロ女流棋士中倉彰子 子育てブログ

実りの秋ですね。週末「芋ほり」に参加しました。土の中で大きな芋を見つけ、楽しそうに掘り上げる子供達。

翌日、絵本にお芋の絵が書いてあると2歳のシンは「おいも、掘ったよね~。」と興奮気味。スーパーで買えば、楽だし早いけど、こうやって土を掘って芋をみつける体験をさせてあげると、楽しい思い出として残るのだなと実感しました。

さて、先日「ムンド・デ・アレグリア学校」という南米系の外国人学校に将棋を教えに行く機会がありました。小学校には何度か将棋の講義をしたことはありましたが、外国人学校は初めて。

期待と不安で教室に行くと「こんにちは!」と元気よく挨拶をしてくれました。ブラジル文化を強く受けている子が多いとのことですが、日本語を良く理解できる子もいます、とのことでした。

和服での対局姿や、将棋の起源チャトランガというボードゲームの写真などを紹介しながら、日本将棋の文化や歴史などの話をしました。

興味津々で聞いてくれましたが、タイトル戦の合間にでる「おやつの写真」を見せると「美味しそう~!」と、これが一番反応が良かったです(笑)。

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将棋の駒は、漢字なので、動き方以前に漢字も覚えないといけません。

角を見せると「つの!」「そうだね。でも将棋だとかくと言うよ。」「かく?書くだね。」書くゼスチャーをしながら、覚えていきます。生徒同士でも通訳しながら教えあい、皆で理解しようとしてくれているのがわかります。

言葉でのコニュニケーションは、完全でなくても、将棋を通してこんなに楽しく交流できるなんて。私も「飛車は、縦横の動き。ウルトラマンのシュワッチ!みたいだね。」なんていうゼスチャーにも力が入ります(笑)。

実戦では小さい盤を使い、生徒と私で「王様をつかまえる」ゲームから。上手に捕まえられた生徒は「やった~!」と大喜び。表現も豊かで、こちらまで嬉しくなります。

学校の先生からは、「教員がずっと通訳に入ることも可能ですが、できる限り独力で日本語で理解してほしいというのが望みです。」とのこと。生徒への優しさを感じました。

子供達には、大人になったら南米と日本を結ぶ懸け橋として活躍してほしいなと願っています。

【子供語録】
○遠足の前日
明日は次女マキ(4歳)の遠足という日の夜
マキ「ママお弁当作らないと!」
ママ「朝早く起きて作るからだいじょうだよ。」
マキ「マキ、遅く起きちゃうからだめだよ!」
早く起きましょうね、最近ねぼすけ気味のマキちゃん。

○洋服選び
マイ(7才)は、毎朝洋服選びに時間がかかる。
マイ「ママ、今日のコーデ(コーディネートの意味)どうかな?」
ママ「いいと思うよ。」
マイ「まって、パパに聞いてみるから。」
だったら、最初からパパに聞きなさい~!


この記事は、東京新聞にて中倉彰子が連載している「子育て日記」と同じ内容のものを掲載しております。
:『東京新聞』2012年11月9日 朝刊

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