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まるでおとぎ話!? かわいすぎる将棋の囲い5つ

先日、「かっこいい名前の囲い5つ」というブログを投稿したのですが、将棋のお城には、日本のお城のようにかっこいいものもあれば、実は、某夢の国のシンデレラ城のように、ファンタジーで、名前を聞いただけで女の子のハートが高鳴るようなかわいいお城もたくさんあります。

将棋といえば、「渋い」「敷居が高い」というイメージがどうしても先行してしまうのですが、もし、将棋にもそんなおとぎ話のような世界があるのなら、1度は踏み込んでみたいですよね(^ ^)

そこで今回のいつつブログでは、好評だった「かっこいい名前の囲い5つ」に引き続き、囲いシリーズの第2弾としてかわいい名前の囲いをいくつか紹介させていただきます( ´ ▽ ` )ノ

将棋には、かわいいお城もいっぱい。
将棋には、かわいいお城もいっぱい。

ちなみに、今回も個人の主観で選んでおりますので、もし万が一「それ可愛くない!」というものがございましても、大目に見ていただけると幸いですm(_ _)m

将棋の囲いは王様を守るお城かっこいい名前の囲い5選 | 株式会社いつつ
将棋とは戦いを模したゲーム。対局を行う二人が、一国一城の主となり、知略をめぐらせながら序盤・中盤・終盤という3つの場面をより効果的に進める...

1.いちご囲い

いちご囲い
いちご囲い

かわいい名前の囲いと聞いて1番に出てくるのが、恐らくこの「いちご囲い」かと思います。

しかしながら、将棋においてこのプリティーなネーミングの囲いを発動する時、必ずしもかわいい状況にあるとはいえないようです。

まず、この囲いが、他の囲いと比較して独特なのは、玉の位置です。通常囲いをつくる場合は、玉が相手に捕まりにくくするために、より隅の方へと移動させますよね。それなのにいちご囲いはというと、初期配置から玉の位置がほとんど変わっていません。そして、そんな玉にともない、玉を守る役目を担う金銀の位置も初期配置からほとんど動いていないですね。

それでは、なぜ玉を隅の方でしっかり囲わないのか。それは「しっかり囲わない」のではなく「囲えない」からです。対局には、互いがじっくり準備を進めてからゆっくり開幕するものもあれば、開始早々、いきなりドンパチせめぎ合いが勃発する場合もあります。いちご囲いを使うのは、後者の場合であり、しっかりお城を築く前に、盤上のありとあらゆる局面で戦いが始まってしまい、とりあえず最小限の守りをして応戦している状態です。

さて、少しいちごの「かわいい」というイメージからかけ離れてしまったので、ここで少し軌道修正です。

みなさんいちごの果実を思い浮かべてください。どんな姿かたちをしてますか?

真っ赤な果実の外側につぶつぶの種がいっぱい付いていますよね(^ ^)。そうです。いちご囲いは「玉」という果実の外側に、金銀の種がついていることからその名がつきました。

いずれにしても、対局中にいちごが登場したら要注意。白雪姫の毒リンゴのごとく、毒いちごにならないようしっかり玉を守ってあげてくださいね。

2.アヒル囲い

アヒル囲い
アヒル囲い

アヒルといえば、丸いお尻としっぽをプリプリ振りながら走る様子がとってもチャーミングで、ペンギンと並んで鳥類界きっての「かわいい」生き物ですよね、笑

今回は「囲い」という枠組みでの紹介なので「アヒル囲い」としましたが、このアヒルさんはどちらかというと奇襲のようなものなので「アヒル戦法」と呼ぶ人もいるようです。

アヒル囲いは、玉を中心に、金銀桂歩が左右対称に広がる様が、羽や足を広げたアヒルに似ていることからその名がついたと推測されます。

低い位置で駒を横方向にバランスよく布陣することで、自分の飛車と角を使って敵陣へ攻め込みますが、先ほども言いましたように、アヒル囲いは奇襲のようなもの。奇襲は上手くいけばとても効果的なのですが、失敗すると、なかなかリカバリーが難しい諸刃の剣なのです。もし自分の攻撃が上手くいかなかった場合、1度つくった囲いをなかなか発展させられず、どんどん形勢が悪くなっていってしまいます。

アヒルが空高く飛べないのは、もしかするとその翼に柔軟性がないからなのかもしれませんね(^_^;)

3.ダイヤモンド美濃

ダイヤモンド美濃
ダイヤモンド美濃

女性の永遠の憧れダイヤモンド。なんともゴージャスな名前であり、そして美しい形の囲いですね。前回のかっこいい名前の囲いシリーズの時もお話ししたのですが、囲いとは基本的に、序盤における玉と金銀の配置をさします。ダイヤモンド美濃では、金銀4枚が綺麗な菱形に並んでいますよね。このダイヤモンド、一体何カラットなんでしょうか?

ダイヤモンド美濃は、振り飛車(序盤で飛車を5〜9筋へ移動させる)の時によく使われます。将棋の対局では、通常2枚ある銀のうち、1枚は攻撃、1枚は守りに使うのですが、ダイヤモンド美濃を発動するのは、相手が2枚の銀をともに守りに費やした時。「ダイヤモンドこそ1番固い石なのよ」と、固さで対抗するために組まれるみたいです(^ ^)

4.串カツ囲い

串カツ囲い
串カツ囲い

ここで突然異色の「かわいい」が登場しましたね(^_^;)

大阪生まれ大阪育ちの私からすると、「串カツ」という響きは「かわいい」というより、どちらかというと「愛おしい」といった感じなのですが、笑

それにしても、この囲いには、一体なぜこんな美味しそうな名前がついたのでしょうか?

その答えを知るためにも、まずは串カツを因数分解してみましょう。串カツはその名の「串」と「カツ」からできているわけですが、カツはさらに細かく「具」と「衣」に分けることができます。

それでは今度は、将棋における「串カツ」について考えてみましょう。

8種類ある駒のうち「香車」は、まっすぐ伸びる利きの特性から「やり」という別名を持ちます。つまり串カツ「串」にあたります。そして香車を串だと考えた時に、串が突き刺しているものは何かというと、「玉」ですよね。つまり玉が串カツの「具」になりますよね。では、玉のまわりを覆うもの、カツの「衣」は何かというと、もう分かりますよね(^ ^)玉の隣に並ぶ金銀4枚です。

こちらは、自分が居飛車(序盤で飛車の位置を動かさない)のとき限定の囲いです。目的は相手の角の利きから玉を逃すためです。

5.ちょんまげ美濃

ちょんまげ美濃
ちょんまげ美濃

ちょんまげといえば、私は「キテレツ大百科」のコロ助を思い出すのですが、今時の子どもたちはコロ助の存在を知っているのでしょうか?ちょんまげ美濃は、写真を見れば一目瞭然、玉の頭の歩兵だけぴょんと一つ飛び出していることからその名がつきました。個人的には、「コロ助美濃」だともっとキュートだったと思います、笑

さて少し話が逸れましたが、ちょんまげは武士がするヘアースタイルなので「ちょんまげ美濃」と聞くと、一瞬とても強い囲いなのではないかと思ってしまうのですが、実戦でこの囲いが登場した場合、それはあまり有利に対局を進められていない証拠です。なぜなら、この陣形は自ら狙って作るものではなく、美濃囲いを構築した後で、相手に攻め込まれてしまい、それに対応するため、やむを得ずできあがってしまった形だからです。いわば、かすり傷を負っている感じですね。

ちょんまげ美濃を作って、かすり傷で済むならまだいいのですが、せっかくのちょんまげが落ち武者ヘアーにならないように気をつけなくてはなりませんねΣ(・□・;)

さて今回はかわいい(!?)名前の囲いについて紹介してみましたがいかがでしたか?

前回のかっこいい名前の囲いの時も感じたことなのですが、これまでずっと「敷居が高い」「難しそう」と思い込んできた将棋は、実は私たちの想像とは裏腹にユーモアたっぷりで親しみやすい一面もたくさんあるようです( ´ ▽ ` )

他にもいつつブログでは、将棋を身近に感じられるような記事がいろいろあります。

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