- 神戸新聞「随想」
- 「歩」から「と金」へ
- 2017/08/22
- 将棋の駒の中で1番弱い「歩」。前に1歩ずつしか進めません。私はこの歩の駒を見ていると、ついつい我が家の末っ子の姿と重ねてしまいます。 4月に小学校に入学したばかり。お姉ちゃんが二人いるので、「きっと大丈夫」と高をくくって
- 神戸新聞「随想」
- 花の「香」りに誘われて
- 2017/08/04
- 「1五やり」。これは私のほろ苦い思い出の一幕。 事件が起きたのはNHKの「小学生将棋名人戦」で読み上げ係を務めたときのこと。読み上げ係とは、対局者が指した手を符号(盤上の駒の位置)で読む役目のことなのですが、正しくは「1
- 神戸新聞「随想」
- 甘い香り漂う「桂馬」の正体
- 2017/07/13
- 「大橋流」と「伊藤流」。これは、将棋における駒の並べ方の2大流派です。近くにあるものからひょいひょい並べればいい。そう思う方もいるでしょうが、そこはきちんと決められた手順で並べてこそ将棋のお作法なのです。 さて、私が子ど
- 神戸新聞「随想」
- 「銀」は千鳥につかえ
- 2017/06/28
- 先日、2020年東京オリンピックのメダルが、100%リサイクル金属で制作されることが報道され、話題になれました。「リサイクル」といえば、日本将棋にも「持ち駒の再利用」といういわばリサイクルのルールが存在します。 実は、西
- 神戸新聞「随想」
- 自動メイクで鬼に「金」棒
- 2017/06/12
- 先日、東京都が国と連携して「テレワーク推進センター(仮称)」を設けるとの報道がありました。実は私も、東京の自宅と神戸の会社をネットワークで接続しながら仕事をしています。通勤時間ゼロ、自宅にいながら会社のみんなと打ち合わせ
- 神戸新聞「随想」
- 将棋界の角(カク)さん
- 2017/05/31
- この度、絵本作家デビューしました。(笑) きっかけは、私が所属する日本女子プロ将棋協会と、経営する「いつつ」関連の株式会社「ホジョセン」のコラボイベント。子育てママや子どもたちと一緒に「子どもへの将棋普及に生かせる新しい
- 神戸新聞「随想」
- 「飛」躍の2017年
- 2017/05/19
- 2017年酉年。鳥といえば職業柄私はどうしても「飛車」の駒を思い出してしまいます。なぜなら、鳥は「飛ぶ」生き物だからです。昔の人も自由に空を飛ぶことに憧れていたのでしょう。 さて先日、明石市で親子向けの将棋イベントを開催
- 神戸新聞「随想」
- 「玉」を味わう時間なし
- 2017/05/11
- 将棋は戦のゲーム。狙うは王将、つまり相手の大将の首だと思っている人が多いのではないでしょうか。しかし、将棋で狙うものは「相手の大将の首」ではありません。 駒は玉(王)、飛、角、金、銀、桂、香、歩の8種類。そのうち、「玉」
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