お仕事

2016年8月29日

内藤國雄杯アマ王位戦子ども大会決勝で、名人戦盤駒を使いました。

8月21日、内藤國雄杯アマ王位戦で、「いつつのの盤駒」を子ども大会の決勝戦で使っていただきました!

いつつの盤駒とは、いつつブログでも何度か紹介させていただいているのですが、第74期名人戦第3局にて羽生さんと佐藤名人が実際に対局を行った盤駒です。

開会式で司会の方から、今回の子ども大会の決勝で「いつつの盤駒」を使う旨をお話してもらうと、会場からは「お〜」と大きなどよめきが起こり、畳を運んだりと準備をしている段階から、子どもはもちろん、大人の方も興味津々の様子で盤駒を見にこられてました。

内藤國雄杯アマ王位戦子ども大会決勝にて名人戦盤駒を使用しました。
内藤國雄杯アマ王位戦子ども大会決勝戦にて名人戦盤駒を使用しました。

そして、いざ決勝戦!今回いつつの盤駒で対局することになった二人は、なんと兄弟でした。

対局をはじめるまえに、私が二人の隣につき、駒箱から駒袋をだし静かに駒をだすことや駒の並べ方、余った歩(あまり歩2枚)のしまい方、駒箱のしまい方など、対局の所作についての説明をしました。

二人とも最初は少し緊張気味の様子でしたが、だんたんと対局に集中、最後は見事弟さんが詰まして勝利しました。

あとで二人のお母さまにお話を伺うと、兄弟二人で他の将棋大会にたくさん出場し、互いに切磋琢磨しているとのことでした。

私の妹もプロ棋士なのですが、小さい頃、姉妹でよく将棋大会にでていたことを思い出しました(^ ^)

今回の大会のこと、「いつつの盤駒」を使ったことが、二人にとって夏のいい思い出になるといいなと思います。

決勝戦はなんと兄弟対決でした。
決勝戦はなんと兄弟対決でした。

今回は「内藤國雄杯」ということですので、午後からは内藤國雄九段が参加者の指導対局をして交流を深めていらっしゃいました。私がご挨拶にうかがうと「会社を作ったんだって?どんな会社なのか興味があったよ。」と声をかけてくださいました。

私が、いつつという会社のことや、名人戦の盤駒を子どもたちに使ってもらうようなイベントを行っていて、今回もその一環でおじゃましたことなどをお話させていただくと、「うんうん、今の子どもは足つき盤をみたことがないだろうからね、とてもよいことだね。自分らの小さいころは、遊びが少なかったから将棋くらいしかなかったけど、今はたくさんの遊びやゲームがあるからね。ポケモンとかね。
でも将棋は『考える力』が必要だからね、そこがいいところなんだよね。」とのこと。

最後に「あなたも頑張りなさいね。」と激励をしてくださり、懐の深い、温かい先生だなぁと感動しました。

「おゆき」という歌手の顔をお持ちで、私にとっては、雲の上の存在の内藤先生とお話をさせていただいたこと、その先生の名前を冠する将棋大会で「いつつの盤駒」を使用していただいたこと、とても光栄に思います。

プロ棋士として大先輩である内藤先生とお話しできてとても光栄でした。
プロ棋士として大先輩である内藤先生とお話しできてとても光栄でした。

今回いつつの将棋盤を使っていただいた神戸新聞社様に心より感謝いたします。

当日の模様は神戸新聞の囲碁将棋ページにも掲載しています。

https://www.facebook.com/hyogo.goshogi/

この記事の執筆者中倉 彰子

株式会社いつつ代表取締役、女流棋士。女流アマ名人戦連覇後、94年高校3年生で女流棋士としてプロデビュー。プロとして公式戦を戦うだけでなく、NHK杯将棋トーナメントなどテレビ番組の司会や聞き手、イベント司会などでも活躍。私生活では3児の母親でもあり、育児と仕事の両立に奮起。2007年日本女子プロ将棋協会設立に参画。事業部長として、地域や子どもたちに長く親しまれるイベント作りを心がけている。子育てエッセーを地方紙7新聞に連載し、近年は将棋と知育・育児を結びつけるような活動を広く展開。2015年10月株式会社いつつを設立、代表取締役に就任。女流二段。法政大学人間環境学部卒。@AKIKOPDG

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