東京新聞「子育て日記」

2016年5月9日

修了式 -プロ女流棋士中倉彰子 子育てブログ

先週、マキ(次女)の保育所の修了式がありました。

マキは、生後6ヶ月で入所。入った頃は、先生が作ったミルクを飲まず、いつも泣いていたマキ。ハイハイを殆どせず、移動は、いつもお尻をズリズリ。きちんと歩けるようになるかしらと、周りを心配させていたマキ。

そんなマキが、もう卒園する時を迎えるなんて。本当に感慨深いものがあります。

さて当日。式は、3部構成になっていて、第1部は、修了書の授与。一人一人が名前を呼ばれ、所長先生の前で、修了書を受け取ります。

受け取り方や、お辞儀の仕方等、みんな、とても立派です。受け取った後は、後ろに待機している親の所まで歩いて行き、修了書を親に手渡します。

子供達の「ありがとう。」という言葉に、涙する親御さんも、たくさんいました。まさに「親子で受け取る修了書」です。

第2部は、歌とセリフの発表。一年を振り返り、子供達が一言ずつ、セリフを言い合います。そして、その合間に、卒業の歌が入ります。

「春!親子遠足楽しかった!」「皆で行った、動物園!」。みんな、大きな声で、しっかりセリフを言っています。

その中で、「将棋を教えてもらったよ。大きな将棋で指す事ができて嬉しかった。」というセリフが出て来てビックリ。

父母会では、この一年、アルバム係の担当でしたが、「好きな遊び」の中で「将棋」をあげてくれた子が何人かいて、中には将来の夢で「将棋の棋士」と書いていた子もいました。将棋を教えに行って良かった~。

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親達も、子供達に向けて、歌のプレゼント。「ひまわりの約束」という曲を、「まき」と書いたうちわを振りながら、我が子に向かって、心を込めて歌いました。

第3部は、お祝い膳。
子供達がお昼ご飯を食べ、その周りを親達が囲みます。

スクリーンでは、一年を振り返るスライド写真が映し出されます。自分達の写真に、何度も歓声があがります。そして、途中で突然のサプライズ。ビデオレターです。子供達が、一人ずつ、自分の親に向けて、メッセージを伝えます。マキはなんと言ってくれるかな?

マキ「お母さん、いつもご飯作ってくれてありがとう。」大した料理を作っていなくてゴメンね。ママもっと頑張るからね。

最後は、入所している子供達が、全員廊下に出て手を振り、その間を卒園する子供と親が、歩いて退場します。
その中には、弟のシン(4つ)の姿が。シンは4月からは、お姉ちゃんがいなくなるので、ちょっと寂しいようです。

修了式は、先生と子供達が、心を一つにして準備をしてきた事が伝わってくる、本当に素晴らしい式でした。
家までの帰り道、大寒桜が咲いている下を通りました。「きれいだね~。」と言い合いながら写真を撮りました。

子育ては、まだまだ続きますが、修了式は、一つの区切り。子供から感動をもらい、なによりのご褒美になりました。

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この記事は、東京新聞にて中倉彰子が連載している「子育て日記」と同じ内容のものを掲載しております。
:『東京新聞』2015年3月20日 朝刊

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この記事の執筆者中倉 彰子

株式会社いつつ代表取締役、女流棋士。女流アマ名人戦連覇後、94年高校3年生で女流棋士としてプロデビュー。プロとして公式戦を戦うだけでなく、NHK杯将棋トーナメントなどテレビ番組の司会や聞き手、イベント司会などでも活躍。私生活では3児の母親でもあり、育児と仕事の両立に奮起。2007年日本女子プロ将棋協会設立に参画。事業部長として、地域や子どもたちに長く親しまれるイベント作りを心がけている。子育てエッセーを地方紙7新聞に連載し、近年は将棋と知育・育児を結びつけるような活動を広く展開。2015年10月株式会社いつつを設立、代表取締役に就任。女流二段。法政大学人間環境学部卒。@AKIKOPDG

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