株式会社いつつ

将棋を楽しむ 2016年1月24日

将棋が子どもの習い事として手軽に始めやすい5つの理由

中倉 彰子

お子さんの習い事、いろんな選択肢があって迷ってしまいますよね。私も日々何の習い事をさせてあげると子どもたちが輝くかなーと悩んでいます。

さて、私は女流棋士ということで、皆さんには子どもたちの習い事として将棋をなんとしてもおすすめしたいます(^ ^)(ちなみに、うちの末っ子も習い事の一環として将棋道場に通うなど将棋が大好きです。)しかしながら、残念なことに、一般的にはまだまだ「小さなお子さんの習い事に将棋」というのはハードルが高いように思われているみたいです。

そこで今回は、いやいや、そんなことないんですよ〜、将棋は手軽な習い事のひとつなんですよ、っていうことをお伝えしたいと思います( ´ ▽ ` )ノ

習い事として将棋を始めることは、もちろん考える力を養うことにもつながります。それについてはこちらの記事で詳しく述べていますよ〜
子どもが将棋を指すと考える力が身につく5つの理由

1. 費用がほとんどかからない!

子どもたちの習い事において、まず気になるのが「いくらかかるの?」っといったところかと思います。せっかく、子どもたちにこの習い事いいかもって思っても、月謝や初期費用があんまり高額だと、ママやパパにとって負担ですよね(^_^;)その点、将棋は習い事として始めるのに費用がほとんどかからないゲームなんです。もちろんユニフォームもないですし、必要な道具は盤駒だけ。ほとんど身体一つから始めることができる、とても気楽なゲームなんです。ユニフォームといえば、プロもタイトル戦は和服で臨むことが多いですが、ふだんの対局はスーツなんです。驚かれることが多いんですよ、これ。

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2. 将棋は天候や場所、時間に左右されない!

縁台将棋という言葉があります。そのままなのですけど、縁台に将棋盤を置いて気楽に将棋を指すさまを表している良い言葉なのです。この言葉と同じように、まさに将棋を習い事にすることもそんな気分で気軽にできるんです。グラウンドの予約も必要ないですし、大きな音も出ません。雨でも雪でもみぞれでも、そして朝でも昼でも夜でも、なんの問題なく習い事として将棋ができます。最近だと携帯電話やパソコン、ゲーム機でも将棋ができますよね。

将棋は夜でもできますよ!
将棋は夜でもできますよ!

携帯用の将棋盤・駒もたくさん売られているので、電車での移動中にも楽しむことができます。どこでも、どんな天気でもできるからお子さんの習い事として向いているんです。でも、移動中の対局は、乗り物酔いにご注意です、笑

3. ママの負担が少ない!

将棋は、ふたりで対局するゲームです。チーム戦ではないので、たくさんの人数を集める必要がありません。他の習い事にはチーム戦があるものも多いですが、チーム戦ってみんなの予定を合わせるのも大変ですよね。さらにママさんたちにとっても、習い事の中でのまとめ役が必要だったり、役員(?)のような仕事が発生したりと負担も大きくなりがちなのです。でも将棋は予定を合わせるのが楽です。もちろん、子どもたちが将棋大会などに参加する際は、応援してあげるにこしたことはないのですが、それはあくまで特別な日。開催日のほとんどが休日や夏休みなど子どもたちの長期休暇です。なので、普段子どもたちが習い事に通う中で、ママたちにとって負担になることはそこまでありません。

他にも、将棋は対局という形で対戦することになるのですが、ママが審判役をしなくていいというのもいいですよね(^ ^)ママたちの中には「私ほとんど将棋分からないわ(´Д` )」という人も結構いると思うのですが、そんな時に子どもたちから「審判お願い!」なんて頼まれると「ギクッ∑(゜Д゜)」としちゃいますよね、笑

ちなみに、プロどうしの対局でも、タイトル戦は立会人という対局が公正に行われるように見守る役割の人が同席しますが、通常の対局では記録係という棋譜を取ったり時間をはかったりする役割の人が付く程度です。でも、プロである私たちも練習の時は記録係はいませんし、ふたりで対局しています。なお、時間を計って対局をしたいみなさんには、チェスクロックという対局用の時計があるので、ぜひ使ってみてください。

チェスクロック
チェスクロック

また、先生がつきっきりでいなくても、ルールさえわかっていれば子ども同士で楽しめるというのも将棋のいいところ。習い事中に怪我をする心配もないので、数ある習い事の中でも最も危険が少ない習い事のひとつですよ(ただ、かなり小さいお子さんの場合は駒を口に入れないように、注意して見ていてあげてくださいね!(・ω・)ノ)。

子どもだけで遊んでくれると、親としてはとても楽ですね(^^)将棋はいろんな意味でママにとっても嬉しい習い事だと思います。

4. 将棋のルールを知っている人が周りにたくさんいる!

専門性の高い習い事だと、レッスン中はいいものの、いざ帰って練習しようとすると誰も子どもたちにアドバイスしてあげられないという問題が挙げられます。

その点将棋の場合は、男性の約70%は将棋のルールを知っているというアンケート結果もあり、パパやおじいちゃんからのアドバイスが期待できますね(^ー゜)周りに、ルールを知っている人がたくさんいるということは、分からない時にすぐ聞けるということであり、習い事をする上で、とてもいい環境であると言えるのではないでしょうか。

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私も小さいころ、親戚が集まった時によくおじさんたちと将棋で遊んでもらいました。父が日頃の将棋修行の成果を試すべく、いろんな大人の人に挑んでいたのを覚えていますが、そのへんのお話はぜひ中倉家対談をお読みください(^^)

5. 駒落ちというハンディ戦があるので、始めたばかりでも強い人とも将棋を楽しめる!

ルールさえ理解していれば、将棋はとても強い人とも真剣勝負を楽しめるゲームです。その秘密は12570850_221427628194453_1574533492_n

下手(したて)というのは、駒落ちでハンディをもらう人のことで、決して「へた」とは読まないでくださいね(^^)

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さて今回は将棋が子どもの習い事として手軽に始めやすい5つの理由を紹介させていただきましたがいかがでしたか? 小さなお子さんの習い事に将棋はハードルが高いと思われているかもしれませんが、全然そんなことないんですよ。ちなみに、7月から、いつつでもいつつ将棋教室を始めました(^ ^)

もしまだ、小さなお子さんに将棋ができるか心配ということでしたら、駒の動かし方が示された初心者むけの将棋の駒や毎日飽きずにできるスモールステップの初心者向けテキストなどもあるので是非お試しください。

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この記事の執筆者中倉 彰子

中倉彰子 女流棋士。 6歳の頃に父に将棋を教わり始める。女流アマ名人戦連覇後、堀口弘治七段門下へ入門。高校3年生で女流棋士としてプロデビュー。2年後妹の中倉宏美も女流棋士になり初の姉妹女流棋士となる。NHK杯将棋トーナメントなど、テレビ番組の司会や聞き手、イベントなどでも活躍。私生活では3児の母親でもあり、東京新聞中日新聞にて「子育て日記」リレーエッセイを2018年まで執筆。2015年10月株式会社いつつを設立。子ども将棋教室のプロデュース・親子向け将棋イベントの開催、各地で講演活動など幅広く活動する。将棋入門ドリル「はじめての将棋手引帖5巻シリーズ」を制作。将棋の絵本「しょうぎのくにのだいぼうけん(講談社)」や「脳がぐんぐん成長する将棋パズル(総合法令出版)」「はじめての将棋ナビ(講談社)」(2019年5月発売予定)を出版。

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