将棋を楽しむ

2017年6月20日

将棋とよく似た「考える」を使う木製ボードゲーム

2017年も早くも6月に突入し、梅雨の季節がやってまいりました。

梅雨というと、元気な子どもたちにとっては、外で活発に活動できず、ちょっとじれったい時期でもありますよね( ;´Д`)

そこで、今回のいつつブログでは、雨の日にピッタリな知育ボードゲームをいくつか紹介したいと思います。

なお、今回選んだボードゲームは、どれも将棋と同じ木製玩具であり、将棋と似た思考をして、なおかつルールが簡単なものです。

もちろん、将棋も雨の日にピッタリなボードゲームではあるのですが、将棋をはじめるには、駒の動かし方と基本的なルールを覚える必要があるのでちょっとだけ大変ですよね

1.無数の可能性の中からより良い1手を「Quarto」

16個全部違う駒なので色んな可能性を考える
16個全部違う駒なので色んな可能性を考える

「Quarto」は五目並べのようなゲームです。4×4のマスに二人のプレーヤーが交互に駒を置いて縦横、もしくはナナメ1列を目指します。

通常の五目並べの場合、駒は「○」「×」の2種類なのですが、この「Quarto」の場合は「丸型」「四角型」「穴あり」「穴なし」の4つの異なる駒があります。さらに、それらの駒は「長」と「短」、そして「白」と「黒」にそれぞれ分かれます。すなわち、4×2×2=16種類の駒が存在するのです。

そして、「丸型」「四角型」「白」「黒」「穴あり」「穴なし」「長」「短」どれか一つでも一列揃えれば、勝利条件を満たします。8種類も揃うパターンがあることになりますね。

こうやって書き並べてみるとよく分かるのですが、このゲームは駒の種類と勝ちパターンがたくさんある分、通常の五目並べよりも色んな可能性を探る必要があります。

将棋もそうなのですが、「この方法が無理ならこっちならどうか」「形勢は悪いっぽいけど、逆転する術はないのか」などなど、無数にある選択肢の中からより良い1手を探りながら勝ちを目指します。

2.理想の形を目指し、先を読む「Quixo」

駒を押し入れた時にどのような形になるのか想像しよう。
駒を押し入れた時にどのような形になるのか想像しよう。

「Quixo」も「Quarto」同様、五目並べによく似たボードゲームなのですが、「Quarto」は駒が複雑、ルールがシンプルだったのに対し、こちらは駒がシンプル、ルールが複雑になっています。

「Quixo」で登場する駒は「○」と「×」のたった2種類。しかし駒を並べる際は、単純に好きなところに置いて良いというわけではなく、一定のルールに従う必要があります。そのルールとは、まず、全ての駒を何も書かれていない面を上にしてボードに並べます(「Quixo」の駒はキュービック型で、1面に○、その向かいの面に×、残り4面が無印となっています)。プレーヤーが選べるのは外縁にある、何も書かれていない駒、もしくは自分が担当しているマークの駒のみで、とった駒はいずれも、とった駒の縦横どちらかの端っこに入れて押します。

将棋の対局を有利に進めるには、自分にとってより良い陣形(攻撃しやすい、守りやすい陣形)を築いていく必要があります。そして、この「Quixo」も将棋と同様に、有利な陣取りをすることが勝つための必須条件になります。しかし、「Quixo」において特徴的なのは、優位に立つつもりで置いたはずの自分の駒の位置がどんどんずれていってしまうということ。

互いの駒の位置が、一手進める毎に目まぐるしく変わっていくので、常に先の状態を想像しなくてはなりません。

今自分にとって都合のいいところではなく、相手の意思で自分の駒を動かされた時にどのような配置になるのか、常に先の姿を想像しながら、駒を配置しなければなりません。少しオーバーな言い方をすれば、未来を予想する能力が必要になる訳ですね。

3.広い視野で自分の道を切り開く「quoridor」

視野を広げて相手の動きかたについても考えよう。
視野を広げて相手の動きかたについても考えよう。

「quoridor」は、9×9の盤の下の段に自分の駒を置いて、少しずつ前に進めながら、最前列(ゴール)を目指すというゲームです。このゲームにおいて肝になるルールは、ただ自分の駒を前へ進めるだけではなく、予め配られた仕切りを適宜マスにはめ込んで、相手の進行を阻害したり、自分の進路を切り開いたりすることができるという点です。

相手を邪魔するためには、自分の駒だけではなく相手の動きも見ないといけないので、必然的に把握する領域が広がります。逆に自分の駒が阻害される可能性もあるので、相手に阻害されないように予めルートを確保したり、万が一、道を阻まれた場合はどの迂回ルートを取るのが効率がいいのか周辺を見渡しますよね(^ ^)

将棋でも、敵陣を攻めるための行為(自分の駒を前に進めて敵陣を突破する)、玉を守るための行為(囲いをつくる、玉を逃す)をするので盤全体を見渡す必要があります。

さて本日は、梅雨の日を楽しく乗り越えるための、ルールが簡単でありながらも、将棋とよく似た「考える」を使う木製玩具をいくつか紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

外で遊べない憂鬱な日は、ぜひ身体の代わりに頭をフル稼働してみてください(^ ^)

いつつブログには、他にも楽しい知育ゲームを紹介した記事がたくさんあります。

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雨の日に将棋をはじめたくなったら神戸のしょうぎ屋さんいつつまで( ´ ▽ ` )ノ

新商品も続々登場しています(^ ^)

この記事の執筆者金本 奈絵

株式会社いつつ広報宣伝部所属。住宅系専門紙の編集記者を経て現在に至る。

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