神戸新聞「随想」

2017年5月31日

将棋界の角(カク)さん

この度、絵本作家デビューしました。(笑)

きっかけは、私が所属する日本女子プロ将棋協会と、経営する「いつつ」関連の株式会社「ホジョセン」のコラボイベント。子育てママや子どもたちと一緒に「子どもへの将棋普及に生かせる新しい将棋グッズを考える」というワークショップを実施し、200を超える提案の中から、絵本のアイディアを選びました。あれから2年。今年の2月2日に、ようやく「しょうぎの くにの だいぼうけん」を出版いたしました。

子育てママたちのアイディアから生まれた「しょうぎの くにの だいぼうけん」
子育てママたちのアイディアから生まれた「しょうぎの くにの だいぼうけん」

物語では、将棋の駒が個性豊かなキャラクターとなり、川あり敵あり、いばらの道中で壮大な旅を繰り広げます。そして、全8種類のキャラクターのうち、私の1番のお気に入りが「角」のかっくん。斜めラインに睨みを利かすという角の特徴そのままに、得意技は投げ縄とサングラスから発せられるレーザービーム。挿絵を担当してくれたフリーアナウンサーの福山知沙さんとキャラクターについての打ち合わせをしたときも、かっくんの設定が1番に出来上がりました。

ちなみに、角といえば、「角が立つ」とか「角を入れる」など、何となく不穏な意味合いで用いられることが多いのですが、かっくんは、まだ幼いふうくん(歩のキャラクター)の面倒をよく見てあげたり、得意のビームで仲間の歩む道を照らしてあげたりと、それこそ角の取れた人格(駒格?)です。

人情派でとても優しく、いざという時は頼りになる。字が違うのですが、少し水戸黄門のカクさんに似ている気がします。

ちなみに、絵本は弊社HPのオンラインショップほか全国の書店で販売中です。

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この記事は、神戸新聞「随想」にて、中倉彰子が寄稿したものと同じ内容のものを掲載しております。
:『神戸新聞』2017年2月7日 夕刊

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この記事の執筆者中倉 彰子

中倉彰子 女流棋士。 6歳の頃に父に将棋を教わり始める。女流アマ名人戦連覇後、堀口弘治七段門下へ入門。高校3年生で女流棋士としてプロデビュー。2年後妹の中倉宏美も女流棋士になり初の姉妹女流棋士となる。NHK杯将棋トーナメントなど、テレビ番組の司会や聞き手、イベントなどでも活躍。私生活では3児の母親でもあり、東京新聞中日新聞にて「子育て日記」リレーエッセイを2018年まで執筆。2015年10月株式会社いつつを設立。子ども将棋教室のプロデュース・親子向け将棋イベントの開催、各地で講演活動など幅広く活動する。将棋入門ドリル「はじめての将棋手引帖5巻シリーズ」を制作。将棋の絵本「しょうぎのくにのだいぼうけん(講談社)」や「脳がぐんぐん成長する将棋パズル(総合法令出版)」「はじめての将棋ナビ(講談社)」(2019年5月発売予定)を出版。

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