子育て

2016年6月7日

子どもの感性を磨く「日本の昔遊び」

今回のすくすく子育ては「感性」を磨くお話です。子どもの頃から「感性」を磨いていきましょう〜という言葉はよく耳にしますが、「感性」って様々な能力を発揮する上での土台となるもので、とても大切な力なんじゃないかと思っています。「感性」を磨いて、自分なりの感じ方をより豊かにすることで、考えたり想像したりを深められるんじゃないかなぁと思います。

この「感性」、音楽教室や美術教室などの習い事で磨くと言うよりはむしろ、ちょっとした働きかけをすれば、日々の生活や遊びの中で磨いていけるものなのではないかと思います。実は先日の雨の日、我が家はしょうがなく折り紙大会をしたわけなのですが、折り紙ってまさしく子どもの「感性」磨きに良いかも!?と意外な発見がたくさんありました。日本の昔遊びには、単純であるからこそ、子どもの「感性」に働きかけてくれる良さがあるように思います。

そこで今回は、日本の昔遊びで「感性」を磨く5つのコツをご紹介します〜。題して『子どもの感性を磨く 雨の日の折り紙編』です☆

1.シンプルだからこそ創造力

折り紙を折る手元
折り紙を折る手元

日本の昔遊びの良さって、つまり作りこみ過ぎて無い素材のシンプルさにあるのではないかと思います。折り紙だって、言ってしまえばただの四角い1枚の紙ですよね。でもそれが三角になり、ひし形になり、立体的な形を作っていくのです。電子機器の遊びが増えた現代だからこそ、シンプルな遊びで子どもの創造力を鍛えるのも良いですね。
子ども達がすごいのは、最初は作り方通りに折っていたりするのですが、途中からどんどん工夫して、みたこともないものを量産していくことです。作り方が無いものを創造している時こそ熱中しているようです。

2.子どもの五感をフル活動させる働きかけ

カラフルな折り紙
カラフルな折り紙

感性を鍛えるには五感をフル活動させてあげることが大事かなと思います。今回は一般的な折り紙に加えて昔からの和柄や花柄の折り紙を用意したのですが、視覚を働かせる言葉かけとして「どの柄が好き?」「なぜ好き?」「パパにプレゼントするならどれ?」など、ちょっと質問のクオリティが低くてすみません……、でも意外にも子ども達は、素敵な返答を返してくれますよ。他にも紙質によって触り心地や折った時の仕上がりの違い、丸めた時のガサゴソ音の違い。ちょっとした言葉かけで反応してくれる子ども達って本当にすごい!です。

3.折り紙の本も偉大だ!

本を見ながら折る
本を見ながら折る

あまり女子力の高くない母の場合(ワタクシです)折り紙の絵本は必須です。作り方説明書のようなものを子どもに渡すことが「感性」を磨くという観点から見るとどうなんだろう?という疑問もあると思いますが、私は「感性」の面で考えても折り紙の本はとても役立つと思っています。

まず、完成写真がとても素敵なので、折り紙の世界にグッと引き込まれ、作りたい!とモチベーションが上がります。実際に説明書を見ながら作ってみることで、基本的な動作が身につき、折り紙を折る上での基礎力が身につきます。基本的な遊びのスキルが身につけば、あとは自由な発想で作り出していけますよ。

4.実用的なモノづくりで工夫を促す

花瓶の花
花瓶の花

やっぱり実用的なものを作るというのは、頭を捻らせるきっかけになると思います。今回は、玄関に飾るお花と、ゼムクリップを入れておく箱を作ってね、とずうずうしくも依頼しましたが、見事にあの手この手を考えて綺麗さに機能面も追加してくれました。ある程度の制約条件を加えることで、頭で考えて工夫する。昔からのモノづくりの現場と同じですね。こういったことも、使う相手のことを想像して思いやるという感受性の成長につながるのかもしれないと思いました。

5.共同作業で膨らむ世界

折り紙作品
折り紙作品

途中から娘2人の共同作業が始まりました。テーブルと椅子を作り、ピアノとピアノの椅子…2人で協力して小人の家づくり。大盛り上がりです。誰かと一緒に遊ぶというのは子ども同士「感性」を刺激し合えて良いですね。どちらかが面白いアイデアを出すと、負けじとばかりにもう一方が違うアイデアを出す。勝敗のつくゲームとかではなくても、こうやってアイデア勝負で想像力を膨らませられる遊びは良いなぁと思いました。(そこは関西人だけに、途中からうけて笑いを取る勝負になってましたが、笑)やはり遊びは1人より誰かと一緒がいいですね。

日本の昔遊びである、折り紙遊び。雨の音を聞きながら静かに流れる子どもとの時間はとても贅沢だなぁと感じました。これから外遊びに向かない日には、こうして子どもとシンプルな昔遊びをしてみると、普段とは違ってゆったりとした濃い時間を過ごせるのかもしれません。

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この記事の執筆者尾崎 久恵

株式会社いつつ取締役、株式会社ホジョセンアナリスト兼 共創デザイナー。P&Gにて東海エリアを中心にコンサルティング営業、立命館大学での産官学連携事業の企画、マネジメント等を経て現職。2児の母親でもあり、時短勤務を導入することによってワークライフバランスを実践している。同志社大学文学部卒。

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