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連載:東京新聞「子育て日記」 2016年5月9日

成長のスキー旅 -プロ女流棋士中倉彰子 子育てブログ

中倉 彰子

今年の冬は、家族でスキーに初挑戦。

2泊3日で、場所は長野市にある、飯綱高原スキー場。長野市には毎月将棋の指導に行っている事もあり、一度行ってみたいと思っていました。

子供達は全員初めて。まず、3人分のセットを用意しなくてはならず、準備が結構大変。スキー板と靴はレンタルね。ウェアは買った方がいいかなぁ、買うなら来年も着られるように大きめにしないと。

中に着る服や、厚めの靴下帽子は、保育所でも使えるのを選んだ方が経済的ね。手袋やゴーグルはお友達に借りて等々、旅行に行く前に疲れてしまいそう。

たくさんの荷物を無理やりスーツケースに詰め込み、いざ出発。

スキー場へ向かうバスの窓から見える雪景色に、目をキラキラさせる子供達。殆ど雪を知らない東京の子には、まぶしく映るのでしょう。シンは「オラフを作る!」と、(アナ雪で好きになった雪だるま)張り切っています。

まずは最初が肝心。マイ(9つ)とマキを(6つ)、スキー教室に通わせる事に。シン(4つ)は、私とソリ滑りです。

姉2人は、1時間半のレッスンで、リフトにも乗れるようになったとの事。2人とも結構様になっていてビックリ。先生は凄いと実感。2日目、お姉ちゃんに感化されたのか、シンが「スキーがやりたい!」と言い出し、やはり教室に通わせる事に。

みっちり先生に習い、リフトにも1回乗る事ができたシン、すっかり自信がついた様子。「オレ、もう滑れるから。」最近、自分のことを「シン」ではなく、「オレ」と言うようになったシン。

男の子らしくなって嬉しい反面、なんだか可愛らしさから卒業してしまうようで、複雑な気持ちのママ心(笑)。

シンの言葉に押され、ママと二人、リフトで山の上へ。私は十数年振りでシンは覚えたて。その親子が軽快に滑れるはずもなく、滑っては転び、滑っては転びの繰り返し。

シンは、足を八の字にするのが上手くできず、どんどんスピードが出てしまう。滑っている時は、「わー!」と言って楽しそう。

でも転ぶと「ママがそこにいるからだよー!」滑れないもどかしさを、私にぶつけてきます。こちらも、自分が滑るのに必死なんですー。二人で茂みの方に入ってしまい、スキー板を外したり、つけたり・・。

その横をマイとマキが滑り抜けて行きます。「頑張ってね~。」ゆっくり八の字ではありますが、大分上達したなー。

私の大変そうな様子を見て「ママ大丈夫?」と、急に優しさを見せるシン。「うん、大丈夫だよ。頑張って二人で降りようね!」汗だくになりながらも、ようやく下山。シンとの絆は深くなりました(笑)。

久し振りの家族旅行でしたが、スキーの体験を通して、子供達の成長を感じることができました。

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この記事は、東京新聞にて中倉彰子が連載している「子育て日記」と同じ内容のものを掲載しております。
:『東京新聞』2015年2月13日 朝刊

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この記事の執筆者中倉 彰子

中倉彰子 女流棋士。 6歳の頃に父に将棋を教わり始める。女流アマ名人戦連覇後、堀口弘治七段門下へ入門。高校3年生で女流棋士としてプロデビュー。2年後妹の中倉宏美も女流棋士になり初の姉妹女流棋士となる。NHK杯将棋トーナメントなど、テレビ番組の司会や聞き手、イベントなどでも活躍。私生活では3児の母親でもあり、東京新聞中日新聞にて「子育て日記」リレーエッセイを2018年まで執筆。2015年10月株式会社いつつを設立。子ども将棋教室のプロデュース・親子向け将棋イベントの開催、各地で講演活動など幅広く活動する。将棋入門ドリル「はじめての将棋手引帖5巻シリーズ」を制作。将棋の絵本「しょうぎのくにのだいぼうけん(講談社)」や「脳がぐんぐん成長する将棋パズル(総合法令出版)」「はじめての将棋ナビ(講談社)」(2019年5月発売予定)を出版。

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