はじめての将棋教室

2017年2月20日

あきこ先生の”はじめての将棋教室”ステップ2-7禁じ手(行き所のない駒)

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あきこ先生の”はじめての将棋教室”ステップ2-6禁じ手(二歩) | 株式会社いつつ
はじめての将棋教室では、女流棋士のあき子先生が、本当に初めての人にも分かりやすく将棋を紹介しています。今回のレッスンは「禁じ手」を学びま...

さて、前回は「二歩」という「禁じ手」を学びましたが、今回はもう一つ「禁じ手」を学びます。こちらも対局では負けになってしまいますので、注意が必要です。

行き所のない駒
行き所のない駒

図のように、動けない場所に駒を打ったり動かしたりしたら「行き所のない駒」になり「禁じ手」です。そこに駒を動かしても、どこにも行き所がなくなってしまうので、当然といえばそうなのかもしれませんね。他にも打ってはいけないマスの例を見てみてください。どれも動けなくなってしまっていますね。

行き所のない駒
行き所のない駒

ただ、1段目に動かしたら必ず「禁じ手」になってしまうかと言えば、そうではありません。成ることで「禁じ手」にならずに駒を動かすことができます。1段目(桂は2段目も)に動かしたい場合は図のように必ず成りましょう。

成ったら大丈夫
成ったら大丈夫

成ったら左右や下に動けるようになりますね。「禁じ手」にならず、駒を活かすことができますよ。最初のうちは「1段目(桂は2段目も)に動かしたいときは成る!」と覚えておきましょう。

今回は2種類目の「禁じ手」を学びました。実は他にも「禁じ手」があるのですが、少し難しいものになりますので、また後日お話しますね。こういった将棋のルールですが、より対局を面白く奥深いものにするためにあるのではないかと思っています。「禁じ手」がなかったら…と考えると、もしかしたらもう少し対局の幅が狭まるのかもしれませんね。長い将棋の歴史の中で、より面白いゲームにするために、工夫が施された結果かもしれません。だからこそ、非常に頭を使うゲームになったんですね。みなさん、頑張って頭をフル回転させて将棋を楽しみましょう〜。

〜レッスン後〜

今日のレッスンは2種類目の「禁じ手」でした。動けなくなってしまう場所には駒をおいてはいけない…ということは、すんなり理解できたようです。「この駒だけ、もう動けなくなっちゃうなんて、かわいそう。」なんだそうです(笑)どうやら持っている駒達は仲間のような感じがしているんですね〜。

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[最新の投稿です。次回の更新をお楽しみに!]

この記事の執筆者中倉 彰子

株式会社いつつ代表取締役、女流棋士。女流アマ名人戦連覇後、94年高校3年生で女流棋士としてプロデビュー。プロとして公式戦を戦うだけでなく、NHK杯将棋トーナメントなどテレビ番組の司会や聞き手、イベント司会などでも活躍。私生活では3児の母親でもあり、育児と仕事の両立に奮起。2007年日本女子プロ将棋協会設立に参画。事業部長として、地域や子どもたちに長く親しまれるイベント作りを心がけている。子育てエッセーを地方紙7新聞に連載し、近年は将棋と知育・育児を結びつけるような活動を広く展開。2015年10月株式会社いつつを設立、代表取締役に就任。女流二段。法政大学人間環境学部卒。@AKIKOPDG

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