将棋を楽しむ

2016年3月31日

第14回杏林堂将棋フェスタに参加しました

3月27日、杏林堂将棋フェスタに行ってきました。杏林堂将棋フェスタとは浜松の地元企業である杏林堂薬局が開催する地域に根差した将棋大会で、地元の将棋好きの子どもからお年寄りまでが一同に会します。今年で14回目の開催となるのですが、「日本伝統文化を身近に感じてほしい」という思いから、気合いを込めて毎年着物を着るよう心掛けています。

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会場には、前年にも見覚えのある方が何名もいらっしゃったり、指導対局のときに「この駒で指してください!」とmy駒を持参する方もいて、「みんなも毎年このイベントを楽しみにしてくれているのだなぁ」と改めて実感しました。

今回の参加者は全部で139人。そのうち39人が小学生以下のお子様でした。
私は将棋のいいところの一つに「子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、世代を超えて楽しめる」ということがあると思います。

今回の指導対局で印象的だったのは一人の小学生。今年度1年生になったばかりなそうですが、対局中の彼のしっかりした会話の受け答えには驚かされました。
「今度、浜松から引っ越すことになりました」
「引っ越したら今の将棋教室通えなくなるけど、将棋はこれからも続けていくの」
「はい。引っ越した先にも将棋教室があるので、そこに通いたいと思っています」
といった感じです。

私は、彼のこうした受け答えには、彼が日頃から将棋を通じて、自分よりはるかに大人の人たちと接していることが影響しているように思います。

当日は、競技大会や指導対局の他にも、表彰式やプロ棋士のサイン色紙をかけたじゃんけんゲームなど、盛りだくさんな内容で、1日かけて将棋を存分に楽しんでいただけたのではないかなと思います。

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この記事の執筆者中倉 彰子

株式会社いつつ代表取締役、女流棋士。女流アマ名人戦連覇後、94年高校3年生で女流棋士としてプロデビュー。プロとして公式戦を戦うだけでなく、NHK杯将棋トーナメントなどテレビ番組の司会や聞き手、イベント司会などでも活躍。私生活では3児の母親でもあり、育児と仕事の両立に奮起。2007年日本女子プロ将棋協会設立に参画。事業部長として、地域や子どもたちに長く親しまれるイベント作りを心がけている。子育てエッセーを地方紙7新聞に連載し、近年は将棋と知育・育児を結びつけるような活動を広く展開。2015年10月株式会社いつつを設立、代表取締役に就任。女流二段。法政大学人間環境学部卒。@AKIKOPDG

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