株式会社いつつ

将棋を楽しむ 2016年1月7日

子どもが将棋を習慣化できる5つのコツ

尾崎 久恵

子どもが将棋を習い始めて数ヶ月。最初は目新しかった将棋もだんだんと他の遊びや他の習い事の間にまぎれ…。

おっと!これはよくあるパターンでは?!

これではいけないと、将棋を習慣化できるようにいろいろな工夫をしてみました。日常生活の中に習慣として組み込めたら、自然に無理なく毎日接することができる…そうすれば、きっと力もつくし、そして楽しくなってくるはずだと思います。我が家で行ってみた習慣化計画のうち、効果があったものを5つ紹介させていただきます!

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1. 盤駒を片付けず、見える場所に置いておく

「盤駒を出す」というたったそれだけの作業が障壁になって、思い立った時にすぐ指せないのですよね。というわけで我が家では、そもそも盤駒を片付けず“将棋コーナー”を作ってしまいました。(ただピアノの上に置いただけですが…)目に入れば将棋を思い出すし、すぐに指すことができますよね。何日か経って、だんだんと風景になじんで気付かれなくなってきた場合には、置く場所を変えてみたり。詰将棋の課題の局面にしておいて「ママ、これがわかんないの〜」なんて声をかけてみると、「え〜どれどれ〜?」なんてやって来て、将棋時間がスタートしますよ。

将棋コーナー(ピアノの上)
将棋コーナー(ピアノの上)

2. 必ずすることに将棋をくっつける

将棋だけを習慣にしようと思うと難しいので、すでにある習慣に将棋をくっつけてしまおうという考えです。『晩ご飯の後は将棋〜♪』とか『お風呂の中で将棋〜♪』なんていうのはいかがでしょう?お風呂で詰将棋をしてみよう!と、まずは1週間継続してみたら子ども達も大喜びでした。詰将棋のプリントをビニル袋に入れて、お風呂でわいわいと考える…なんだかいつものお風呂がちょっぴり違う時間になりました。食事だったりトイレだったり、組み入れやすく、継続しやすい習慣をご家族で考えてみると良いのではないかと思います。

お風呂で詰将棋
お風呂で詰将棋


(お風呂でも将棋♪のお風呂将棋ポスター。「駒の動かし方編」・「居飛車囲い編」・「振り飛車囲い編」の3種類があります。将棋の習慣化にピッタリですよ〜!)

3. 姉妹の片方が始めたらもう一方を巻き込む

姉妹や兄弟、もしくはおじいちゃんや父親など。将棋をする人と一緒に生活をしている場合は、習慣化しやすいですよね。「この詰将棋分かる?」などと、声をかけることで、将棋モードになっていない片方をも巻き込むことができます。「できた〜!」や「わかった〜!」なんて声を聞くと、じっとしていられなくなりますよね。習慣化だけでなく、将棋の成長にとっても、ライバルであったり先生である人が身近にいれば、とても良い刺激になります。

詰将棋、わかったよ〜!
詰将棋、わかったよ〜!

4. 記録をつける

シンプルですが…カレンダーにシールを貼ったり、記録表作るなどは、後から振り返ることもできるし、とても良い習慣化ツールだと思います。子どもってシール好きですよね〜。可愛いシールや面白いシールを見つけたらこっそり買っておいて、とっておきの時に登場させる(よく頑張った日や、何かが出来るようになった日)と、記録付けにもメリハリができますよ。我が家でも記録をさせていたことがあるのですが、どちらかと言うと、記録された内容よりも継続して取り組んだという事実だけでも褒めていました。そして10日毎に「食べたいもの」を書く欄を作って、リクエストに応える方式にしたところ、食いしん坊娘達には効果てきめん!(笑)でしたよ。

習慣化のための記録シート
習慣化のための記録シート

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5. とにかく褒める&感嘆する

なんだかんだと書きましたが、やっぱりコレにかぎるような気がしています。小さい頃は特にですが、小学生や中学生になっても、やっぱり褒められたらモチベーションが上がりますよね。多少大げさに褒めていると、何だか褒めている方まで嬉しくなって元気が出てくるから不思議です。実際に私は将棋がわからないので、子どもの成長を心底感嘆できて良いのかもしれないなと思っています。

王手!
王手!


(女の子には、おしゃれな布盤もモチベーションにつながるかもしれませんね。)

いかがでしたでしょうか?習い事やお勉強など、継続して取り組んで欲しいことを続けさせるのって、しかも楽しく前向きに取り組ませるのって、なかなか難しいですよね。それでも親としては、継続して取り組んで欲しい。「継続は力なり」ってことを身にしみて知っているからなのかもしれません。今回は将棋の習慣化を試みましたが、きっと他にも様々なことにも応用できるのでは?と思っています。

これからも我が家では、習慣化に向けて、いろいろな工夫をしてみたいと思っています。皆さんもぜひお試しくださいね。

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この記事の執筆者尾崎 久恵

株式会社いつつ取締役、株式会社ホジョセンアナリスト兼 共創デザイナー。P&Gにて東海エリアを中心にコンサルティング営業、立命館大学での産官学連携事業の企画、マネジメント等を経て現職。2児の母親でもあり、時短勤務を導入することによってワークライフバランスを実践している。同志社大学文学部卒。

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